チリのティタ・イアコベリと、ベルギー/ロシアのナターシャ・ベロヴァによる2015年設立の劇団。等身大人形劇の歴史的名手たち(ドイツのイルカ・シェーンバイン、フランスのフィリップ・ジャンティ、ベルギーのニコル・モスーなど)の系譜に連なる、この分野では現代トップの劇団。
https://tchaika.art
プラハ芸術アカデミー演劇学科人形劇専攻内で結成された音楽人形劇団。スロベニア人形劇界きっての才能マティヤ・ソルツェ率いるプラハのクールキッズ6人組が、マケドニアン・フォークからブルガリアン・ディスコまで東欧の伝統音楽を再構成したポリリズムによって、観客とオブジェクトを爆裂に踊らせる。
https://damuza.cz | http://feketeseretlek.cz
ブエノスアイレスの喜劇俳優を父に持つフアン・ペレス・エスカラがブルターニュで立ち上げた人形劇団。苦境にある人々の生活を描きながら、その日常を魔法に変え、陰鬱さを詩情に変える。最近の作品では、盲目のホームレスの人形を自ら目隠しで操演するという挑戦的な手法にも取り組んでいる。
https://singediesel.org/
1958年創設、フラデツ・クラーロヴェーを拠点とする名門人形劇場。「ドラク」はチェコ語で「竜」を意味すると共に、「多様性・アトラクション・コメディの劇場」の頭文字。日本では1980年代に特に著名だったが、その子ども世代にあたる演出家、脚本家、役者たちが頭角を現し、いま新たな黄金期を築いている。
https://draktheatre.cz
ドイツにおける人形劇教育研究の中心地、シュトゥットガルト音楽演劇大学の学生たちが2018年に立ち上げた独仏コレクティブ。素材・物体・光の関係性をアイデア豊かに探求し、「影絵」という古い技術に新しい可能性を切り拓いた。知的かつ遊び心たっぷりで、大人も子どもも満足させる優れた技術を備えている。
https://tangram-kollektiv.de
手による影絵の世界的名手。5歳で人形劇に目覚め、現在は手だけで流れる川や自身の横顔など繊細・複雑な形象を瞬時に生み出すことができる。『Spain’s Got Talent』2022年出演、『Das Supertalent』(ドイツ)2021年第3位など国際的なTV番組でも活躍。巧すぎるだけでなく、常に笑いと詩情に溢れている。
https://shadowgraphy.co.uk
2005年に設立されたオリヴィエ・ラヌーの劇団。「自分のユーモアと工作の才能をこれからは舞台のために使おう」とある日決心したとのこと。フランスのオブジェクトシアターといえばこの人という感じの旗手的存在。ヒッチコック、マカロニ・ウエスタン、1950年代SF等を引用しつつその約束事を人形劇的に転覆させ、観客を爆笑の渦へと巻き込む。
https://www.compagnie-bakelite.com
アルファ劇場はなんでこんなに面白いのか? なんでビールを毎晩一人あたり4~5Lも飲み、朝起きると舞台にヒツジの糞が散乱しているような無法者集団なのに、若者たちの飽くなき憧れを集めるのか? それは劇場で明らかになります。ユネスコ無形文化遺産に登録されたチェコ人形劇文化の生きた象徴(ドラク劇場と共に)。
www.divadloalfa.cz
人形遣いの家に生まれたサラブレッドで、スロベニア現代人形劇界きっての天才的な人形遣い。首都リュブリャナの公立人形劇場を中心に、これまで40以上の作品の演出も手がけている。音楽人形劇団Fekete Seretlekの演出家でもある。どの作品にも、オブジェクト遣いのきらめくようなアイデアがある。
https://www.matijasolce.com