1980年代末から1990年代の激動のプラハで活躍し、いまも伝説的な実験劇団として知られる「MEHEDAHA」が、30年ぶりに下北沢国際人形劇祭のために再結成! ペトル・ニクルやフランティシェク・ペトラーク等チェコの現代アート界の巨匠たちが一堂に会し、誰も見たことのない人形劇を作り出す。本作『Reunion』は、昨年末に閉鎖したプラハの伝説的実験劇場「Divadlo Archa」(https://divadloarcha.cz/cz/ )のクロージング作品としてプレミア上演されました。下北沢国際人形劇祭での上演が日本初演です。
「私たちはそれぞれアーティストとして活動しています。ですが高校時代には既にマリオネットや視覚的なオブジェクトに夢中になっていました。その後、それぞれ独自の生きたイメージとオブジェクトの世界を創り出しました。私たちはこの強烈な楽しみの感覚が鈍らないよう、たまに顔を合わせては人形を動かしていました。いま30年ぶりに元の全メンバーが、これまで作ってきた操り人形を一堂に集めます。不死の操り人形たちが、独特な行進を始めます。誰が誰を導くのでしょうか? 誰が踊り、口笛を吹くのでしょうか? 演出家なしでどんな演劇になるのでしょうか? マリオネット、機械、可動式のオブジェクトたちが繰り広げる、舞踏、音楽、絵画の技術が交わる夢幻劇。」 ――ペトル・ニクル
どれを見るか迷っている方のためのキーワード
#オブジェクトシアター#夢幻劇(féerie)#即興音楽#チェコを代表する美術家#1980年代アンダーグラウンドシーンの伝説#このフェスティバルのために再結成作・演出:Petr Nikl
出演:Petr Nikl, František Petrák, Tomáš Absolon, Tomáš Volkmer
言語:ノンバーバル
推奨年齢:9才以上
上演時間:50分
チェコを代表する現代美術家、ペトル・ニクル(Petr Nikl, 1960-)を中心とした芸術家集団。民主化する前の1985年に結成され、現代に至るチェコのオルタナティヴ・シアター・シーンに多大な影響を与えた。下北沢国際人形劇祭のために30年ぶりに再結成される。